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龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)
船遊び蒔絵 硯箱 |
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源氏物語二十四帖「胡蝶」からの意匠。
春を好む紫の上の住む屋敷で三月二十日あまりの春たけなわの日に、龍頭鷁首の舟を池に浮かべ、 若い人たちを乗せて、漕ぎめぐらせたという物語にちなんでいる。 明治〜大正期象彦作の原図(置目おきめ)をもとに作成した硯箱である。
蓋表には龍頭、鷁首の舟遊びの図が優雅に描かれ、蓋裏、身内側には霞の中を舞う瑞鳥が描かれている。 研出し、平蒔絵、高蒔絵の技法を駆使し、所々に金の切金を配するという技術の粋を集めた作品となっている。 水滴は舟中で楽曲を楽しむことから、銀製の琵琶を形どってあり、 硯石、大小の筆、小刀、千枚通しが付属している。 |